昨日読んだ新聞の記事に、来春の首都圏1都3県の中学入試受験者数が4万6000人とのこと。この数は首都圏の小学生の5人に1人にあたり、関西2府4県でも小学生10人に1人が中学受験をするとありました。 これは2008年のリーマン・ショックをはじめ大企業のリストラなど、従来型エリートコース(有名大学ー>大企業)も将来の安定を約束してくれないと知っている保護者が、偏差値だけに頼らない受験校選びをしていることも背景にあるとの記述がされていました。

「自己肯定感」は自分を信じ社会の中で主体的に生きる力の源として、多くの私立中が強調するキーワードで、子供たちの「自己肯定感」を育み自信を持たせるための取り組みを行っており、先行きの不透明な社会を自分の子供が自信をもって人生を生き抜くために、そのような取り組みをもつ私立中学校に通わせたいと思っているようです。

日本には「小さな間違いを指摘する教育」があって、それが自分の意見を堂々と発言できない子供にしているともいわれます。正しいことを教えてあげようと訂正するするのではなく、子供の自由な考えや発想を受け止めて、話の仕方や内容を褒めるなどして子供の発言を促してあげるのが望ましいと考えます。

学校教育だけでなく、親も子供に「正しい答えや理想の行動」を求め、メディアも「こういうのがイケてる」「勝ち組の条件」を発信するなど、それらの期待に応えられない子供や若者は自分自身に自信を持てなくなる社会環境でもあると考えます。

日常からの、認める、共感する、受け入れる、励ます、などの態度や声がけは、お子さんの自己肯定感を高め、主体性や自信を育むことになります。

子供にとって、親からみた他者と比較や世間体は無用です。将来の豊かで明るいお子さんの未来のため、親御さんとともに一緒に見守っていきたいと思いました。